beyerdynamic DT 1990 PROを購入&バランス化しました

オーディオ

クッソ久々すぎるオーディオの話題です。と思ったら直近でMTW2の記事書いてましたね。

安倍さんにもらった10万円のお小遣いで、欲しかったヘッドホンを買うことができました。ありがとう安倍さん。微力ながら経済回させていただきます。

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beyerdynamic製品を買うのは実は初めてだったりします。昔T5p欲しいなあとか思っていた時期もあったのですが、当時は学生でお金もなく、beyerdynamicのヘッドホンは僕にとって高嶺の花でした。

それから時は過ぎ2020年。立派な社畜もとい社会人になった僕は、安倍さんにもらった10万円の半分を握りしめて嬉々としてこのヘッドホンを買ったわけです。感動的ですね。

無骨なデザイン。それがいい

DT 1990 PROは業務用だったりを意識して作られているので、デザインは無骨というかシンプルなデザインです。このヘッドホンは室内用でしか使わないのでデザインはぶっちゃけどうでもいいのですが、部屋のインテリアの一部になると思うとちょっと気になったりもします。

個人的にはハウジング部の金属メッシュのデザインがとても気に入っています。長く使いたいなあと思える逸品です。

ちょうどいい側圧と装着感。イヤーパッドが気持ちいんじゃあ

僕は眼鏡をかけているので、側圧の強すぎるヘッドホンだと発狂します。

DT 1990 PROは弱すぎず強すぎず、絶妙な何とも言い難い側圧です。痛くなるほど強くもないけれども、ガバガバっていうほど緩くもないからフィット感が半端ないです。多分DT 1990 PROは僕の頭に合わせて作っています。いつの間に僕の頭のサイズを測ったのでしょう。さすがはドイツの情報力です。

ベロアのイヤーパッドもこのフィット感の向上に1役2役買っています。もっふもふで気持ちいい。音楽を聴く予定がなくてもとりあえずつけてます。

いい意味で特徴のない音。それがDT 1990 PRO

マジでレビューに困るタイプのヘッドホンです。変に強調していたり、逆に弱いポイントがないのでレビューのしようがありません。

音場が広くて、クリアで、中低域もしっかり出てて、高域は破綻せず、分離と定位がいい。これ以上言うことないんですよ。すっごい基本に忠実というか、基礎力がめっちゃ強いヘッドホンです。

最近のヘッドホン(といってもこのヘッドホンは2016年発売ですが)は耳が痛くなってしまうものが多かった(低域がつぶれる、高域が刺さる)のですが、こいつは別格です。恐ろしいほどの再生能力です。

気になる点は鳴らしにくさ。だったらバランス化してしまえばいいやん

じゃあ欠点がないのかといわれればそんなことはなくて、めっちゃ鳴らしにくいです。その辺のアンプではまともに音を出すことすら難しいです。音質云々の前の話ですね。

自分はifi AudioのZEN DACというヘッドホンアンプを使っていますが、こいつは4.4mmのバランス出力に対応しています。バランス出力を使用すれば解決しそうですが、DT 1990 PROはリケーブルに対応してはいるもののアンバランスの入力にしか対応していません(mini XLR 3極)。

簡単な話ですね。だったらDT 1990 PROをバランス入力に対応させちゃえばいいんです。

幸い、Google先生に頼ったら先人はいらっしゃるようですので不可能ではないことがわかりました。あとはやるだけです。

Modの内容としては簡単で、Mini XLR 3極→Mini XLR 4極に換装して配線しなおす。これだけです。

ITT製のMini XLR 4極を使いました。使ったパーツは以下にまとめておきます。

Before

ついでにケーブルも作ります

ドライバを取り除いたらこんな感じ

After。特にハウジングへの加工は必要ありませんでした

ついでにケーブルも作りました。

コネクタマジ高い。

バランス化の結果、音量はだいぶ取りやすくなりました。音も問題なく出ているのでよしとします。

バランス化はともかく、ケーブルはリケーブルした方がよさそうだなと感じました。純正のケーブルよりもこっちのケーブルに変えた方が1段階スケールが上がり、エネルギッシュな音源でもしっかりエネルギッシュに鳴らせるようになりました。作業時間も1時間もかからずに済みましたし、かなりコスパのいいModでした。

総評:ずっと使えるヘッドホン

大切に長く使いたい、それにふさわしいヘッドホンです。これ1台あったらとりあえずどうにかなる、そう思わせてくれるヘッドホンに久々に出会えました。

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